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前作が後編と銘打ってしまったので、最終話となる今回はピコ様のコメから頂いて『後々編』とさせて頂きました。
ピコ様他、ご提案下さってありがとうございました~♪


前作Accomplishment ~後編~はこちらからどうぞ。


B.P.D
※転載禁止

管理人様「まことしやかに」のちょび様の記事に飛びます。








Accomplishment=嗜(たしな)み


1 このみ。また、趣味や余技。

2 芸事などに関する心得。このみ。「多少は英語の―もある」

3 つつしみ。節度。「―を忘れる」

4 ふだんの心がけ。用意。「紳士の―」

※Web辞書より抜粋


それは、さり気なく。………誰にも迷惑を掛けないように。

が、大前提だと思う。

たとえ、普段見えない下着でも……。





【Accomplishment ~後々編~】





スプリングが軋み、その振動がキョーコの身体を微かに揺らした。

いまだ一言も発さない蓮の表情からは、感情が上手く読み取れず…。
ゆっくりと大きな手が頬を伝い後頭部へと流れ、優しく唇にキスが落とされる。
そのままのしかかられ、身体が後ろへと倒れた。心地良い布団の感触を背中で受ける。
優しいキスは唇から首筋へと徐々に下へと下がり、お気に入りの淡い色のパジャマがサラリとはだけた。

そして、一瞬強張った蓮はおもむろに首に噛み付いた。

「いたっ!」

飛び退こうとしたキョーコを押さえ付け、蓮は力任せに着ていたパジャマ諸共エロかわ下着を脱がせた。いや、剥ぎとった。

「……クソッ…!」

「な……」

突然の行動と口汚い言葉に目を見開く。
蓮はキョーコの上で俯き、少し息が上がっている。

そしてキョーコは、蓮のはだけたバスローブから見えた黒いソレに、息を呑んだ。

黒いソレは肌に密着して蓮の整った身体のラインを損なわない、多分とてもセクシーな下着なんだと思う。


………でも

男の厭らしい下着姿に女の子も興奮するなんて、嘘だ!

少なくても私は、こんな下着なんてイヤ。

いつものように、彼にはボクサーパンツでいて欲しい…。

ボクサーパンツの方がよっぽど…!


蓮にこのパンツを贈ったのは自分で、穿けと言ったのも自分だというのに。

元カノがコレで興奮していたかと思うと、なのか。
それとも生理的な趣向の問題、なのか。

どうしても我慢ならない。


キョーコがそれを言おうとした時、蓮は掴んでいたエロかわ黒下着を力任せにベッドの脇下へと投げつけ、ポツリと言った。

「ごめん…キョーコ」

投げつけた下着から視線を蓮に戻すと、腕を引っ張られ身体を起こされた。
そして、泣きそうな顔が肩へとのしかかり、長い腕が身体に巻き付く。

「ごめん。何度でも謝るから…。許して?
もう、こんなプレイはご免だ」

後の方の言葉はくぐもっていた。

「キョーコらしくない、こんなあからさまな下着なんて…
ましてや貴島から贈られた下着なんて……堪えられない」



「敦賀さんこそ…」

キョーコは抱きつく蓮を両手で押し退け、小さく言った。

「脱いで下さい」

「…え?」

「こんなの、二度と穿かないで」

「こんなの、って…これはキョーコが……」

「そうですよ。私が穿けと言いました。
でも、厭らしい気分にも、も…元カノがどんな気持ちでとかも。
何もわかりませんでした!気分が悪くなるだけです!」

ポカンと口を開けている蓮のはだけたバスローブからチラリと覗く黒いソレ。
キョーコはソレをギッっと睨めつけ、おもむろに、そして強引に、脱がせ始めた。

「…ちょっ……」

慌ててキョーコの腕を掴む蓮。

「ちょっと!何で抵抗するんですか」

「…いや、抵抗じゃなくて……」

「抵抗ですよ!脱がせられないじゃないですか」

キョーコは蓮の腕を振り払い、勢い良く黒いソレをズリ下ろした。

「あ……」


「「………………………………」」


途端に目の前にお出まし頂いたモノに キョーコの、

この後のキョーコの反応を思う蓮の、

たっぷり数十秒の時が止まった。







「ね~京子ちゃ~ん。先日の作戦はどうだった?」

迫り来る最終回に向け、今日も私達役者は一日撮影という仕事に勤しむ。

「敦賀くん、喜んでくれたでしょ?」

スタンバイ中の2人だけの空間になった時、貴島が耳打ちするように言った。
もちろん貴島が、蓮とキョーコとの間にあの日どんなやり取りがあったかなど知る由もなく…。
無言のキョーコを気にする事なく、貴島はそれは楽しそうに続ける。

「やっぱり気分を盛り上げるのに、下着って重要だよね~」

「…………そうですね」

キョーコは楽しそうに話を続ける貴島の横で、小さく返事をした。





のちに、ボクサーパンツ以外の下着を穿くような仕事を、蓮は頑なに断っているとか……。





今回B.P.Dという…面白い企画にこっそり参加できて楽しかったです!
ちょび様、moka様、けんじ様、お忙しい中での運営ありがとうございます。一読者としても、大変楽しませて頂きました。
そして、Accomplishmentを最後までお付き合い下さいました皆様、本当にありがとうございました。


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2014.09.04 Thu l 短編 l コメント (4) トラックバック (0) l top

コメント

こんなプレイは、、
すみません、フライング?!

なるほど、嗜み!!
もう後編でどうなることかとドキドキし、
想像以上の素敵な展開に、5回ほど読み、「ふ〜」っと満足の息をついてしまいました。

セクシー下着は嗜みの外といいますか。
お互いに剥ぎ取る勢いに息を詰めて、・・・でぷっと吹き出し、貴島さんのおせっかいぶりに、しょうがないなぁと。

楽しくて素敵なお話を、ほんとにごちそうさまです!
2014.09.04 Thu l moka. URL l 編集
「嗜み」という意味だったんですね
このタイトルは色々意味深ですねw

蓮さんが荒々しく下着を剥ぎ取って、その後に深く反省する姿にキュンとなり、キョーコちゃんが強引に蓮さんの下着をずり下ろした後の間にプッとなった、萌がたくさん詰まった最終回で、大満足でした!
素敵なお話を読ませて頂きありがとうございました。
蓮さんにはやっぱり、B.P.が一番似合いますw
2014.09.05 Fri l ピコ. URL l 編集
moka様
コメントありがとうございます♪

ワォ!トップバッターで、しかも5回も!あろがとうございます!!
B.P.Dなのにボクサーパンツが殆ど出なくて…ね?

本当に<s>ヨダレが出る</s>素敵な企画に参加できて嬉しかったです。
完全読み専の予定が……。

moka様も企画運営、お疲れ様でございます。
最後までお付き合いありがとうございました。
2014.09.07 Sun l 風鳥. URL l 編集
ピコ様
コメントありがとうございます♪

題名の考案、助かりました~。
本当に、こんな話を考えておきながら…蓮さんは絶対!B.Pじゃないと!ですねw

予定ではアッサリと淡々な話にしようと思っていたのに…結局、ギャグのようになってしまいましたが(汗)
そんな話でも、最後までお付き合いありがとうございました♪
2014.09.07 Sun l 風鳥. URL l 編集

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