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2015年のお誕生日、おめでとうございます!蓮さん!!







誕生日には何が欲しいか聞かれた。

もちろん、欲しいモノなど決まっている。

だから…



【誕生日が迷子】



「はあ!?」

素っ頓狂な声をあげる我が愛しの恋人に、俺は微笑んだ。

「だから、君にプレゼントしたいと思って」

「いえ…あの、今日は敦賀さんのお誕生日ですよ?」

「そうだよ。だから、君の好みなモノをこの中から選んで?」

「………意味がわかりません」

閉店後のジュエリーショップ。
ニコニコ顔の店員さんの前で、俺は指輪を指しながら笑った。

「私にプレゼントしてどうするんですか!今日は、わたしが!プレゼントする日ですよ!」

そんな風に言われることは想定内だ。

でも、どうしても欲しいんだ。

「指輪を贈りたいんだ」

指輪を贈りたい。
昔は意味のあるモノだと倦厭していたが…

いや、やはり意味のあるモノか。

「へ?」


指輪一つで彼女を縛り付けてしまえるなら、そう思う。

彼女は俺のものだと。

まるで首輪のように…できるものなら。


「え?…指輪……」

「そう、この指に似合うような」

白魚のようなその指にキスをする。

「………指輪はいりません」

「…重く考えなくていいよ。今日はただのアクセサリーとして、贈りたいから」

「そんなことより、ディナーなんてどうですか?
私、敦賀さんんがお仕事終わるまでの間に、腕によりをかけて作っといたんですよ!」

そんなこと…か。
君は俺のものだという証を、いらないというのか。

「今日は俺の誕生日だろう?」

頬を指で挟み強引にこちらを向かせた。
そして有無も言わせず可愛らしい唇を喰らう。

「――!」

藻掻く彼女を暫らく堪能し、ゆっくりと離した。

「急に、なに…をっ!お店の人が…!」

口を手で押さえながら真っ赤になって反論する。

「見られるのが嫌なら、早く選べばいい」

「なっ、なんですかその理論は」

「選べない?なら……」

俺はまた彼女の頬を強引に掴んだ。

俺らしくないのはわかっている。
もっとスマートに彼女が選べるように誘導するのは簡単だ。

でも

俺の欲しいモノを『そんなこと』と言った…君が悪いんだ。







その指に彼女を表すような可愛らしい指輪が輝く。

俺はそれに何度もキスをし、その手に頬摺りをした。


子供のように駄々をこねてまでも欲しいモノ。

「これじゃ、完全にお誕生日が迷子じゃないですか!」

と言われても……

君の全てが、欲しいんだ。



ケーキの生クリームが付いた君の唇の端を舐めながら、華奢な身体を押し倒した。





もうすぐ蓮さんの誕生日だーとは、思っていたんですよ…本当に。
でもね、今連載中の物を終わらせなきゃーなんて悠長に考えてたら
……え!もう、今日じゃん!!ってね(泣)なりました。
だから…コレ、今日考案執筆のクオリティです(-_-)題名通り、ちょっとギャグ調にする予定がこんなことに…。
はぁ…忘れてた訳じゃないから、スキビスキー失格の烙印はおさないでー(TдT)



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2015.02.10 Tue l 短編 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

きゃーーー
人前でちゅーー!!蓮さんのお強請り可愛いです!

君は俺のものだという証。

キョコさんからすれば、そんなものなくてもとっくに!ですものね。(笑)

2015.02.10 Tue l 魔人sei. URL l 編集
魔人sei様
コメントありがとうございます♪

人前ちゅーの駄々っ子蓮さんですね。
本当は可愛い蓮さんの『誕生日が迷子』になる予定だったんですが…力不足、無念(*_*)

まあ、お誕生日くらいはこんな蓮さんでも許してください♪
2015.02.10 Tue l 風鳥. URL l 編集

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