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本日2月13日で、二周年を迎えることができました。
それもこれも、こんな辺境の地までいらして頂ける皆様のお陰です。
本当にありがとうございます<(_ _)>

鈍亀更新ではありますが、どうぞこれからもよろしくお願い致します!







私は、眉目秀麗なこの男(ひと)の真剣な瞳を微笑みながら見た。

「断ったよ、ちゃんと」

ハッキリとした言葉で伝える。

自分でも驚くほどあっさりと返事ができたと思った。

会ったらもっと動揺するもんだと思ってたから、ショーちゃんと会うのが怖くてしょうがなかった。
ショーちゃんが背を向けて歩いて行く姿を見なくてはいけないんだ…
そんな事を考えていたのに、話された内容は驚くほど方向が違った。

「…本当?」

恐々と言う彼がなんだか可愛らしい。

「うん」

想像していた結婚とは違ったけど、私の居場所は変わらずにあるんだ…と、ショーちゃんの言葉に正直心が揺れた。
でも、その時にやっと気付いたんだ。
ショーちゃんとのことで心配していたのは自分の居場所ばかり。
ショーちゃんが好きなはずなのに、祥子さんや子供の事ではなく胸が痛むのは自分の事で…。

「別れたってこと?」

話を聞き終わった時に思い出したのは、動揺した私を叱ってくれた彼だった。
彼がアメリカに帰ると言った時の…
嫌われたと思った時の胸の痛みが、ショーちゃんへの返事を後押ししてくれた。

「うん」

不安げな顔がみるみる明るくなって、

「良かった」

そう言って笑ってくれた。



私は彼にいて欲しい。

そう思ったら、彼に早く会いたくてたまらなくなった。



「…キョーコって、呼びたい……」

立っていた私の腕を掴み、上目遣いで懇願される。

うわ…なんて色気のある男の人なの……。

返事に窮した私の腕を引っ張り、「キョーコ…」と囁きながら唇を奪った。
優しい口付け。

「来てくれて、本当に嬉しい」

角度を変え始め、おもむろに舌を出して私の唇を舐めた。
そのくすぐったさに思わずゾクッときて唇が開いた。

その唇の間から入って来た彼の舌に、私はビクリとした。
さっきまでの穏やかなキスとは違い、徐々に激しくなる。

「好きだよ…」


おかしいと自分でも思う。
会って間もないこの男(ひと)にこんな気持ちを抱くなんて。
こんな破廉恥な行為を受け入れられるなんて。

でも

何でだろう…
気持ちいい……。

「私も…好き……」

消え入りそうな小さな声。
その言葉に、彼は蕩けるような笑顔を見せた。

「すごく…可愛い」

それまで私の腕と背中を押さえていた彼の両手が、おさまるべき場所を求めて漂い始める。

「…好きだ……」

二人の唇のわずかな隙間から零れ落ちる彼の言葉に、
初めてのこの雰囲気に、
彼の魔性の瞳に、
そして、身体が融解してしまうようなその行為に、
私は抵抗を忘れ、夢の中の出来事のように感じながら彼にこの身を委ねた。


「好きだ」と何度も囁かれ、

揺すられる最中、麗しい男の吐息と共に満たされた身体と心。



今まで感じたことのない幸福感に包まれ、大切なことを忘れていた。

それを思い出す時間がすぐそこに迫っていたのに。

私は髪を優しく撫でられながら、力強い腕に抱かれ安堵の眠りに落ちていった。





今回は桃は匂わす程度にしました。というのも、この『年下』をリクエストして頂いた方がパスワードを存じているかちょっとわからなかったので…。
なので短めになっちゃいましたが、幸せ気分のお二人を楽しんで頂ければと思います。
次回、お待たせしていた彼のお歳とかいっぺんにお送りします。
は~、やっとここまでこぎつけましたよ…。



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2015.02.13 Fri l 年下 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

自分の本当の気持ちに気づけたキョコさん
それも彼の存在あってこそですね!

怖くて手放せないものも、両手を広げてまってくれてる人がちゃんといれば、ジャンプできちゃうという。

次は、年下の彼の番ですね!(笑)

二周年おめでとうございます!
2月13日には1日遅刻しちゃいましたが、これからも憑いていかせてくださいね!

2015.02.14 Sat l 魔人sei. URL l 編集
魔人様
ありがとうございますー♪
私こそ、憑いて行きますからどうぞよろしくお願い致しますね!

魔人様は何歳に予想されましたかね~(*^_^*)
次は私がこの話で書きたかったところです。

いつもお付き合いありがとうございます!

2015.02.16 Mon l 風鳥. URL l 編集

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