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最上さんと会えなくなってもうすぐ1ヶ月。



その間、なんとか最上さんを捕まえられないか模索していた。

事務所に最上さんの家の住所を聞き行って見れば、何ヶ月か前に引っ越したと隣人が教えてくれた。
時期を聞けば、ちょうど初めての夜のすぐ後あたりだ。


社さんに最上さんのスケジュールを入手して貰っても、不思議なくらい会う事は出来なかった。




なぜ彼女は俺の前から消えてしまったのだろう。



俺は彼女に何かしてしまったのだろうか。

それとも、誰か良い人が出来てしまったのだろうか。


良い人?

ダメだ!
他の男なんかに彼女は渡さない!!




ふと、遠くを見ながら彼女の笑顔を思い出す。


なんて可愛いんだろう。
その笑顔を頭に描いただけで、俺の心が急激に熱くなる。



……会いたい……


会いたくて会いたくて、仕方が無い。




いなくなって初めて、彼女の尊さを思い知った。



彼女がいる空間や時間が好きだったんじゃなく、彼女自身が好きだったんだ。

彼女がいたから、その空間は心地良かった。
彼女がいたから、その時間が楽しかった。


そんな当たり前の事が、俺にはわかって無かったんだ。


彼女が目の前からいなくなる事なんて、欠片も想像してなかった。


彼女と俺の関係は、こんなにも脆く崩れてしまうものだった。
それはそうだ。
俺は彼女の気持ちを聞いた事は無い。
俺も言った事なんて無いのだから。





俺は、初めて本気でやり直したいと思った。
あの最後の日。
彼女は「やり直したい事がある」と言った。


あの日に戻り、やり直したい。


最上さんに好きだと伝えたい。


どこにも行かず、俺の側にずっといて欲しいと…。
嫌わないで欲しいと…。

伝えたい。




たとえ彼女の「やり直したい」事が
俺との関係や今までの時間で
無かった事にしたいと思うほど俺の事が嫌になってしまったのだとしても……


何度でも、最上さんに伝えたい。


「好き」だと……


何度でも。



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2013.03.06 Wed l Redo (続開) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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